不動産取引の際に、一度に契約と決済=引渡しとはなりません。契約をして、3~4週間後の平日金融機関の営業時間内に決済というのが、一般的です。金融機関の営業時間と言っても15時ギリギリだと、振込みの確認が取れない可能性があるので、遅くても13時にはスタートするのが良いとされています。
さて、契約の時に授受されるのが、手付金です。手付金にはルールと習慣があります。ルールの1つには、買主は手付金を放棄すれば、売主は受領した手付金に合わせて、受領した手付金と同額を買主に支払うことで、契約を無かったことにできるというものです。様々な事情が発生して、不動産の契約を無かったことしたい時には、利用できる方法です。
実際には、手付金だけでも大金となりますので、この制度利用は少ないですが、稀に起こります。
株式会社Tokyo&Internationalでは、契約時に仲介手数料をいただいておりません。決済=お引渡しの際にいただく形です。成功報酬としてのスタイルです。多くの不動産業者は、契約時半金・決済時半金や契約時一括での仲介手数料の支払いとなり、契約破棄の際には仲介手数料の返還はないので、注意が必要です。